地震・災害対策必見!ペット用リュック型バッグで避難準備に備えよう

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防災対策にリュック型バッグペットグッズ

2024/1/1、実家の北陸地方に帰省中に「能登半島地震」を経験し、愛犬ブラン君と共に避難所へ向かいました。この記事では、災害時に役立つ犬用リュック型バッグの重要性についてお伝えします。リュック型バッグがなぜ震災時に最適なのか、愛犬をキャリーバッグに慣れさせる方法、おすすめのバッグ選びまで、具体的な体験をもとに解説します。

災害はいつ起こるかわかりません。ペットと共に安全に避難するための準備を、今から始めましょう今回の能登半島地震では、リュックサック型のキャリーバッグが大活躍しました。たまたま購入していた商品なのですが、リュック型バッグで帰省してよかったと感じています。

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災害時の必需品:ペット用リュック型バッグのメリット

犬用リュック型バッグでは両手が自由になります
画像引用:エアバギー 公式サイト

災害時、特に地震や台風などで避難が必要になった場合、ペットの安全も大きな懸念事項です。このような状況で犬用リュック型バッグが非常に役立ちます。まず、リュック型バッグは両手が自由になるため、災害時の移動が容易になります。不安定な地面や障害物がある場所でも、愛犬を安全に携帯できます。

避難所では、スペースが限られているため、コンパクトなリュック型バッグは場所を取らず、愛犬と一緒にいられることが大きなメリットです。また、リュック型バッグは愛犬を入れて移動する際にも、手持ちタイプのキャリーバッグよりも安全で、足場の悪い状況でも愛犬を守りながら移動できます。

ペット用リュック型バッグは収納スペースも十分
ペット用リュック型バッグは収納スペースも十分

さらに、リュック型バッグはペットシーツやタオル、おもちゃやリードなどの必要なアイテムを収納するスペースも備えており、災害時の必需品を一箇所にまとめて持ち運べる利点があります。これらの特徴により、リュック型バッグは災害時のペットの避難に非常に適しており、愛犬の安全を確保しながら、飼い主自身も安心して行動できるようになります。

震災と愛犬の安全:リュック型バッグが選ばれる理由

リュック型バッグは機能性と実用性に優れる
リュック型バッグは機能性と実用性に優れる

震災時にリュック型バッグがキャリーバッグに優れている点は、その機能性と実用性にあります。震災のような緊急事態では、迅速かつ効率的な行動が求められます。リュック型バッグは背負うことで体の負担を分散させ、長時間の移動や避難行動をサポートします。これに対し、手持ちのキャリーバッグは長時間持ち歩くと疲労が蓄積しやすく、特に不安定な環境下では持ち運びが困難になることがあります。

また、リュック型バッグは両手が自由になるため、災害時に必要な他のアイテムを持ったり、障害物を乗り越えたりする際にも便利です。緊急時には素早く行動することが重要であり、リュック型バッグはそのような状況下での機動性を高めます。

さらに、リュック型バッグはその設計により、愛犬を安定して運ぶことができます。震災時には、道路が不安定になったり、人混みを通過する必要があることも多く、愛犬を安全に保護することが重要です。リュック型バッグは愛犬をしっかりと固定し、揺れや衝撃から守ることができます。

これらの理由から、震災時にはリュック型バッグがキャリーバッグよりも選ばれる傾向にあり、愛犬の安全を確保しつつ、飼い主自身も効率的に行動できるようになるのです。

愛犬を守る準備:バッグやケージへの慣れさせ方

災害時は移動がしやすいように持ち運ぶ用のバッグやケージを用意しておきましょう。そして、キャリーバッグやケージに慣れさせておくことも重要です。これにより、避難時の愛犬と飼い主のストレスを軽減し、ペットを安全に運ぶことができます。リュック型バッグやケージにペットを慣れさせるためには、日頃から以下のような取り組みを行うと効果的です。

リュック型バッグに普段から愛犬を慣れさせてあげよう
リュック型バッグに普段から愛犬を慣れさせてあげよう
  1. ポジティブな関連付けを作る:リュック型バッグやキャリーバッグをペットにとって快適で安全な場所として認識させるために、中にお気に入りのおもちゃや毛布を置いたり、中でおやつを与えたりします。長時間カフェで過ごすような場合でも、ワンちゃんのプライベート空間が生まれ安心に過ごすこともできます。これにより、リュック型バッグをポジティブなものと関連付けることができます。
  2. 徐々にバッグに慣れさせる:最初はバッグやケージの扉を開けたままにして、ペットが自由に出入りできるようにします。徐々に扉を閉める時間を延ばしていき、ペットが中にいることに慣れさせます。
  3. 短時間から始める:最初は短時間、例えば数分間だけバッグに入れてみて、徐々に時間を延ばしていきます。これにより、愛犬がストレスを感じることなく、徐々に慣れていくことができます。
  4. 定期的にトレーニングする:バッグを使って入ったり移動したりとトレーニングを定期的に行い、愛犬がそれを日常の一部として受け入れるようにします。たとえば、短い距離の移動や車での移動など、実際にキャリーバッグやケージを使用する機会を作ります。
  5. 安心感を与える:バッグやケージに入っている間、ペットに穏やかに話しかけたり、優しく撫でたりして、安心感を与えます。これにより、ペットはバッグやケージを安全な場所と感じるようになります。

選び方のポイント:安定性と機能性そして気密性も場合によっては大事

何よりも愛犬が安心して過ごすことが大事
何よりも愛犬が安心して過ごすことが大事

災害時に使用する犬用リュック型バッグを選ぶ際、最も重要なのは愛犬が安全に、かつ快適に過ごせることです。バッグのサイズは愛犬に合わせて選び、十分なスペースがあることを確認しましょう。狭すぎると愛犬がストレスを感じ、長時間の避難生活が困難になります。また、バッグの安定性も重要です。避難時の移動はしばしば急がれるため、愛犬がバッグ内で安定していられることが必要です。

次に、ペットの様子を確認できるメッシュ窓の有無も重要なポイントです。メッシュ窓は愛犬の安全を確認するだけでなく、通気性を提供し、愛犬に快適な環境を保つためにも役立ちます。しかし、避難所によっては、他の避難者への配慮から、ペットの鳴き声や臭いを抑えるために気密性の高いバッグが求められることもあります。そのため、メッシュ窓がカバーで覆えるようなデザインのバッグを選ぶと良いでしょう。

また、災害時には愛犬の餌や水、おもちゃ、タオルなど、様々なアイテムを持ち運ぶ必要があります。そのため、収納スペースが多く、整理しやすいバッグを選ぶことが望ましいです。外部ポケットや内部の仕切りがあると、必要なアイテムを素早く取り出すことができ、非常時の対応をスムーズにします。

最後に、バッグの耐久性と品質も重要です。災害時には様々な状況に直面するため、丈夫で長持ちするバッグを選ぶことが重要です。これらのポイントを考慮して、愛犬の安全と快適性を最優先にしたバッグ選びをしましょう。

ペット用リュック型バッグのおすすめ3選紹介

ということでおすすめのペット専用リュック型キャリーバッグを紹介します。過去に肩掛け型のショルダーバッグも紹介しておりますが、もちろんこれらも使えないということはありません。バッグなしで避難するよりはショルダーバッグを利用した方がもちろん良いので、普段使いも災害用にも同じバッグを用意しておきたいという方は以下の記事も参考にしてみてください。

ペットカートのエアバギーが作ったリュック型ショルダーバッグ

ペットカートで有名なエアバギーが作ったリュック型のショルダーバッグです。『背負う』『前抱き』『肩かけ』の3WAYタイプで使うことができ、中は広々としているので避難所生活になったとしてもバッグ内でゆっくりと過ごすことができます。色はブラック・デニム・ベージュ・グレーの4種類です。災害時に気になるのがリュック内での『おもらし』ですが、こちらの製品は本体底部に『汚れ防止トレイ』が装備されています。水漏れの心配がないため、車や電車での長時間の移動や避難所での長時間生活でも安心感があるでしょう。また、『飛び出し防止リード』や『ロック機能付きファスナー』が付いており、人間とペットの安全をしっかり確保できます。

マンダリンブラザーズの広々リュック

小型・中型犬向けのマンダリンブラザーズのリュックで、耐荷重量は15kgです。底板付きで型崩れしにくく、緊急時はケージ代わりとして使用可能なので、災害時や避難所での生活でも安心して使えます。前面と右側面には大きめのフラットポケットがあり、ペットシーツがすっきりと収納できるので、日頃からペットシーツやビニール袋を入れておくと良いでしょう。狭いところが苦手な愛犬の場合、リュックに入れるのも一苦労ですが、『BRIXTON CARRY BACKPACK』はサイドの出入口が大きく開く仕様のため、慣れれば自分から入ってくれるでしょう。素材は軽くて耐久性に優れたポリエステル100%なので、持ち運び時の飼い主さんの負荷もあまりありません。チェストベルト・ウエストベルト付きで、背面部とショルダー部には弾力性のあるクッションが使用されています。

衝撃にも強い丈夫で安心 ジェックス OSOTOキャリー

衝撃に強くて、軽くて安心な素材、片面全面メッシュ素材ではないものメッシュ部分もあるので、ペットも他避難者も安心できるリュックがこちらの『ジェックス OSOTOキャリー』です。移動時に持ち運びやすいコンパクトサイズ、丈夫で安心な4WAYリュックです。大切なペットを守るPC(ポリカーボネート)製なのも嬉しいポイントです。ポケットが内側に1つしかありませんが、中は十分に広いので、食料品やおもちゃなどは愛犬と一緒にカバンの中に入れるというのも手でしょう。

KUCHI DESIGNのリュック型ショルダーバッグ

KUCHI DESIGN 小型犬・猫用キャリーバッグ<リュックタイプ>
画像引用:KUCHI DESIGN公式サイト

ありきたりなものを、もっとオモシロく。遊び心の分かる大人にぴったりの、ウィットの効いたデザインアイテムをモットーにしたKUCHI DESIGN(クチデザイン)が展開するリュック型キャリーバッグです。サッカー選手に人気のボクサーパンツやスウェットが有名なブランドですが、こだわりのある品質・素材を追求するブランドらしく、キャリーバッグもシンプルでかわいいデザインです。1万5,000円と少し値段は張るかもしれませんが、愛犬の一生用のカバンと思うと十分に購入する価値がある商品ではないでしょうか。

KUCHI DESIGNらしい、余計なものをそぎ落としたシンプルなルックスですが、フロント・両サイド、背面外側・背面内側に5つのポケットを装備しているので、収納スペースは十分にあります。また、少しでも負担が和らぐよう、腰があたる部分はクッションが敷かれており、背負っていても飼い主さんの負担もありません。中敷きは、着脱可能でペットシートを固定しやすい仕様とペットにも優しい設計となっており、上部と両サイドの下部がメッシュなっていますが、外からは目立たないので避難所などでも安心してご使用いただけます。

KUCHI DESIGN ペットアイテムはこちらから

実体験から学ぶ:避難所でのリュック型バッグの活躍

能登半島地震の際、愛犬ブラン君と共に避難所へと向かいました。幸いにも避難所近くは被害が小さかったこともあり、避難所は大きな混乱というほどでもありませんでした。しかし慣れない避難所への移動・生活で少しいつもと違う雰囲気であることは、愛犬もわかっていたようです。このような状況で、リュック型バッグは愛犬の安全・安心を確保する上で、また周りの方々とのプライバシーを乖離するという意味でも非常に役立ちました。リュック型バッグを使用することで、愛犬を安全に保護しながら移動でき、避難所でもリュックの中でゆっくりと過ごしてくれていました。

また、リュック型バッグは愛犬を安心させる空間としても機能します。今回は大丈夫でしたが、もっと大きな震災などでは避難所が騒がしくなったりと環境が大きく変わり、他の避難者との接触も密になる可能性があります。これらを極力避けて愛犬にもプライベートな空間を作れるという意味でも、リュック型バッグ内に安置しておくことは大きいなと避難してみて感じました。。特に寒い冬の時期には、バッグ内が暖かく保たれるため、愛犬が寒さを感じることなく過ごせました。

さらに、リュック型バッグのおかげで避難所内でも目立たずに生活することができました。(※受け入れできるかは自治体・避難所によるので事前にご確認ください。)人によっては犬アレルギーを持っている方もいらっしゃいますが、他の避難者に迷惑をかけることなく、愛犬と一緒に安全な場所で過ごすことが可能となりました。

この経験から、リュック型バッグは災害時の避難において、愛犬の安全と快適性を確保するだけでなく、飼い主にとっても大きな安心感を提供する重要なアイテムであることがわかりました。避難所での活躍を通じて、リュック型バッグの重要性を実感し、これからも災害対策として欠かせないアイテムとして推奨します。

地震に備えるペットの安全対策:愛犬と共に避難するために

地震やその他の災害は予測不可能で、いつどこで発生するかわかりません。愛犬と共に安全に避難するためには、事前の準備と正しい対策が不可欠です。この記事では、災害時における犬用リュック型バッグの重要性とその選び方、実際の避難所での活躍についてご紹介しました。

リュック型バッグは愛犬を安全に運ぶための最適な手段であり、災害時の移動を容易にし、愛犬を安心させる空間を提供します。また、避難所での愛犬の受け入れが難しい場合でも、リュック型バッグを使用することで、愛犬と共に避難所で過ごすことが可能になります。

愛犬と共に避難するためには、リュック型バッグの他にも、食料・水・おもちゃ・タオル・毛布などの必要物資を準備しておくことが重要です。また、愛犬の健康状態や特別なニーズに応じたアイテムも用意しておくと良いでしょう。

最後に、災害時には人間だけでなく、ペットの安全も考慮することが大切です。愛犬との絆を守り、共に安全な場所へ避難するために、今から準備を始めましょう。この記事が、災害時のペットの安全対策についての理解を深め、実際の準備に役立つことを願っています。

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